誰しもが当たり前に健康でいたいと思うことは、当然であります。しかし、健康というものは何か漠然としていて、個々のそれぞれの健康は年齢、持病、身体なのか、頭脳なのか、どんな健康を目指すのか、皆それぞれに違うと思う。そこが難しいと思うのであります。
けれど、巷をにぎわす健康のレクチャーは、やれトマトを食べればリコピンが✖✖✖にいいとか、鯖缶を食べればⅮHAが✖✖✖にいいとか、等とおっしゃられているわけで、さもそれを食べれば、健康を手に入れることが出来るようなことを言うのですが、本当にそうでしょうか?そもそも、そればっかり食べられる?食品が世の中に何種類あるのかは数え切れませんが、めぐる季節の中でその時、手に入れられる食品を分け隔てなく食べることの方が、よほど健康的かと思われます。どこかの偉い先生も、三百何十種類を食べることが、いいことだと話しているのを聞いてフムフムなるほどね。と思った次第です。
私のお勧めは、止める方の健康です。悪いと思われることは、すでに皆さんご存じ!たばこ止める、酒止める、塩分控える、糖分控える等ですが。これがなかなか難しい。止めることは皆さん日々感じていると思いますが、そんなに簡単じゃないわけで、(えー!甘いものがなくちゃ、生きていけない!)(飲まなきゃやってられるか!)とお怒りになられるんじゃないかと思います。そういった皆さんはまだ余裕のある方。切羽詰まった皆さんは、すでにお薬を飲んだり、サプリメントを服用なさってらっしゃるというわけで、健康はこれをすればすぐ元気になれるというものではないですね。
かくゆう、この私もなんだかんだと行っているわけですが、もう10年以上前からグルテンフリーです。要は小麦を使った食品を食べないという事ですが、その効果は個人的にはかなり良かったわけで、まず、花粉症が治った!長年苦しみ続けたそれが治ると、春ってなんていい季節なのだろうと実感した次第です。第2に、スポーツパフォーマンスが上がった!趣味でジョギングを20年以上やっていたのですが、(現在はやめて、登山にシフト)それこそ年齢が進む中で、タイムが上がるなんてことは無いわけですが、なんと!いつもより、徐々にタイムが向上し、ついには13分も短縮されたときは驚きでした。(最初はなんで?なんで?・・・・ああ!それかぁ!)そしてある年の健康診断には(お酒を飲むせいか、毎年ガンマGⅮPの数値がオーバーが)オールクリア―です。からの10年以上オールクリア―なのです。ヒューヒュー俺って健康優良オヤジだもんねぇ。
と、いいこともあるわけですが、ラーメンも、焼きそばも、パスタも、お好み焼きも、餃子も、うどんも、ありとあらゆる小麦製品が取れないわけで・・・もちろん天ぷらも。(悔しい)そのおいしさを知らなければ悔しさなどあるわけもないのですが。当店のお客様たちにもお勧めしたわけですが、皆さん、無理ぃ!とおっしゃられる次第。そりゃそうですよね、これだけ朝から晩までグルメ番組を見せられては、食べることこそ幸せの極み。止められるわけもございません。今が何より大切ですから。
でも、明日も明後日も1年後も、その先も健康に生きるための人生はどうなさるおつもりですか? 話は変わりますが、最近刺激的なタイトルの本を目にした。その本のタイトルは「どうせ死ぬんだから」という本で、本の帯に「体にいいものよりラーメン週5」、「金持ちより思い出、」「医者の言葉より自分の体の声を聞こう」、「終活なんかいらない」、「死ぬときくらい迷惑かけよう」など、今、世の中で声高に叫ばれているような、長生きで健康な在り方とは真逆のことを、この本は書かれているようで、私は大いに、”その通り”だぁ!と思ったわけです。皆さんエーッ、さっきまでと言う事が180度ちゃうやん!と思われたでしょう。そう、今までおすすめしたことは、60ないしは70歳くらいまで、それを過ぎたら、やりたい放題にすればいいなと常々思っていたわけです。ですから、ある程度の初期の高齢者になるまでは何かを止めたり、体にいいものを摂取したりという努力は惜しまないで続ける。そこからは自分の最後の人生をやりたい放題楽しむ。最後の最後に寝たきりや、足が痛い、腰が痛い等と言って暮らすのは、なーんも面白くない。私は美容師でもあるので、ある程度の健康を目標をもって考えてきた。(グルテンフリーも、2か月に1度の歯石除去も、毎日のお酢を飲むことも、16:8ファスティング、他も)そして、まもなく、その年齢が近づいてきた。数年前からはやりたいことも始めている。そして、その日が来たら、”食ってやる”(ラーメンも、うどんも、焼きそばも、餃子も、空揚げも、てんぷらも、お好み焼も)、すべておいしそうと思うものを心置きなく思うままに!ああっ 楽しみだ。
個人的な意見だが、人生の目的は幸せになることだと思っている。何が幸せかはそれぞれだろう。しかし、美味しいものを食べることは誰にとっても幸せなことではないだろうか?だが、あなたが不健康であれば最後の晩餐を”ああっ”美味しかったと楽しめるだろうか?