皆様、あけましておめでとうございます。本年もシュールのブログをよろしくお願いします。さて新年の春夏秋冬も”山”やま、ヤマからでございます。
今年も元旦登山に行ってきました。僕のお正月の登山は、もう彼これ40年以上になりますか?はじめは中高生のころに、おやじ殿に付き合って登るところから始まり、現在に至るわけですが。初めはおやじ殿の故郷の山に35年ほど通いつめ、近年はおやじ殿も寄る年波には勝てず、代わりに息子たちと行くようになり、通い詰めた山頂にお社さんがあったのですが、落雷により全消失してしまい、昨年からは気分も新たに、別の山に登ることになったというわけです・・・
今年は海の見える山にしようと計画。あそこなら家族全員のぼれるだろうと・・・いつ誘っても、私は行かない!(ピシャリ)という娘にも、海が見えるいい山だ!いや、もはや丘だ!楽勝だ!本当に景色だけは抜群だから行こうぜ。・・・娘もノッテきた。2匹の犬もつれ 朝の遅い時間に出かけた。
雲は多いものの青空の下に日本海が美しく見える。この季節の日本海としては穏やかな方だ。登り始めてすぐに、抹茶かき氷のような岩の小島や洞窟、奇岩が次々と現れる。
海岸に降りると荒い波が打ち寄せ、砂浜を洗い、また岩山を登り下ると、次の小さな浜に降りるという事を繰り返し、今度は大ぶりの砂利浜が現れる。正午を過ぎるころ、今度は風が強く吹き付けてくる。潮も満ち始めたのか先ほどよりも波が大きく寄せてくる。もういい大人になった子供たちが、波に足をさらわれ、靴を濡らして、ヤッチマッタァと声を上げている。飯にするにはここは寒すぎるので、引き返すことにする。道すがら、ああだこうだと話は尽きず、明後日のスノボの話になっているようだ。子供たちに誘われたスノボに20年ぶりに行くことになったが、滑れるのだろうかと内心一抹の不安があるが、ええい、ままよ!と思いながら坂道を下る。しかし、家族みんなで新年の小春日和に海岸べりの山を歩くことが出来て、いい正月が迎えられ、一年の始まりに本当に幸せなことだ。