BLOG

前髪、セルフカットのすすめ

  1. ドライカットの話+
2024/06/21

皆さんも1度や2度は、ご自分の前髪を切られたことがあるのではないでしょうか?しかし、なんだかこれは、可笑しなことになってしまったというご経験がおありではないでしょうか?そうなんです、意外に前髪カットは難しいのです!というわけで、今回はセルフ前髪カットをご指南したいと思います。

その①濡らして切らないこと。美容師さんみたいに髪を濡らして切って、乾かしたら短くなった!(これよくありますね)当たり前ですが、濡れた分だけ髪は重くなり、乾かせば水分がなくなり軽くなる、そうすれば必然的に髪は重さを失い短くなるというわけです。髪の太さ、毛量、癖の強弱、毛流れなども大きく作用します。お風呂上りに髪を乾かしてから切りましょう!(ドライヤーの風は上から)

その②分けて切ること。下ろしている前髪をこの長さだ!といっぺんに切りますと、もう治せません。だって切ってしまったんですから。我々美容師も、前髪は何枚かに分けて切ります。もし仮に最初の1枚目を短く切ってしまったとしても、2枚目、3枚目でフォローできます。(1枚目がうまく切れたなら、2枚目や3枚目を切るときはすでに切った1枚目は触らないこと。すべてのパネルが切れてから、乗っかってきた2枚目3枚目以降の髪に押されて飛び出した毛を切ること)

その③前髪は目尻から反対の目尻の内側まで。前髪の幅ってどこまで?基本は目尻から目尻の内側だけです。もちろん、ワイドバングスのような幅広の前髪が似合う人もいるでしょう。しかし、皆が皆それが似合うわけではありません。たとえば丸顔や四角顔のように顔自体がワイドな人にはより顔を大きく見せることになるのでお勧めできません。(強調して、個性的にしたいという方は別)それと、目尻の外側は顔周りのデザインを作る部分でもありますので、そこはクリップなどで留め置いて切らないようにしましょう。(顔周りの毛はセルフカットでは左右対称は難しので美容サロンで)

その④下を向いて切らない。多分、これが一番多くの失敗です。顔や目に落ちてくるので、それを嫌って下を向いて切ることで、短くなっているわけですね。顔に落ちても気にせず、顔を上げて真っすぐにして、目の上を切るときは片目だけで切りましょう。

このように条件を整えて、(髪を濡らさず、いくつかのパネルに分け、目尻から目尻の内側のみを下を向いて切らない)チャレンジしましょう。他にも、夕方切らない!(昨夜シャンプーしてから20時間近くたっているので、皮脂で重くなっています。切ってからシャンプーすると皮脂の重さががなくなり短くなる)等、気を付けることがあります。というわけで、めんどくさい人はサロンで切りましょう。付け加えておきますが、当店にご来店のお客様は(新規のお客様は別)前髪カット無料ですのでご利用ください。(重ねて、当店をすでにご利用のお客様のみです)

あなたのヘアスタイルが毎日健やかでお手入れが簡単でありますように!